So-net無料ブログ作成

主婦に物申~~~す [刃物]

昨年辺りから、実家の包丁研ぎをするのが、帰省した時の仕事になっており、其れには不満は無い。家内の実家の包丁研ぎすら、何の苦痛もないことなのだが、彼女たちの包丁に対する愛着が感じられないのが、不満と言えば不満。

刃毀れや、叩き切りの痕跡を見る限り、力技で格闘しているとしか思えないような状態の包丁を見ると、女性らしさの微塵もない気がする。。。。。食材と、どれだけ格闘しているのだろうか??引き切りをすれば、少しも力を掛けずとも、スッパリと切れるように、砥ぎ上げているのだが、叩き切りをするらしく、直ぐに刃先が駄目になり、その次には、固いものを切る際に、抉る様に刃を使うものだから、刃毀れするのだ。(母も義母も、どちらも主婦歴40年以上の大ベテランで、料理はとても美味しいのですが、包丁の扱いは・・・・・。)

刃先が丸くなるのは、砥げば直ぐに、切れ味は回復するが、刃毀れを修復するのは、包丁の寿命を短くするし、砥ぎ上げるのが大変なのだ。粗砥を用いて、欠けた部分を砥ぎ落す作業は、単調なので、あまり好きではない。

まあ、切れない包丁で、料理をするのは、肩が凝って大変だろうと、砥ぎを買って出たのだが、一言申し上げたいのは、永遠に切れる包丁(刃物)なんてありません。まな板に傷が入るほどの、叩き切りは止めましょう。固いものは、それ用の出刃包丁等でカットすること。何でも切れる、万能な包丁なんてありません。最後に、美味しい食事をいつも有難うございます。


切れない包丁=ゴミを吸わない掃除機=汚れの落ちない洗濯機=温度の下がらない冷蔵庫という具合に考えたりしないものなのだろうか??包丁以外の場合、私の鋭利な観察によると、家電メーカーの上手い宣伝効果に惑わされ易い気がするのだが・・・・。10万する包丁も、数千円の包丁でも、砥げば必ず切れるようになり、きちんとした切り方と小まめな研ぎを行えば、20年近くは使い続けることが可能なのだ。(逆もまた真なり)


本人達に、一言いえば、当方の砥ぎ方が悪いということになるので、決して云いません。はい、黙々と砥ぐだけです。(笑)


白紙鍛造の小ぶりな包丁が出てましたので、それぞれの実家に1本づつプレゼントとして購入。送付する前に、仕上げ砥石でギンギンに砥ぎ上げてから、送付してやろうと思います。(次回の帰省までには、ボロボロになっていることでしょう)


包丁の切れ味が悪くなるということは、まあ、それだけ元気でいてくれる証として、余計なことは言わずに、喜んで砥ぎましょう!(笑)

包丁研ぎ [刃物]

4月に我が家の包丁は、全て砥ぎ上げたのだが、最近、切れ味が鈍ったとの報告を受け、昨日は、砥ぎに勤しむ。

同じマンションに住む知人より、初期段階の錆が入った柳刃包丁も併せて、砥いだ。
柳刃は、買ってから、数回しか使った形跡が見られず、買ったままの状態で使って、仕舞い込んであったらしい。欠けは無いものの、錆が浮き始めている。全く使ってない包丁というのも、砥ぎづらい。

包丁を整形した際の歪みが、そのまま残っているので、数回は砥いで、刃をきちんと形成しないと、面倒なものである。

先ずは、400番で錆部分を除去。その後を、1000番で均し、1500番、3000番と砥石を変更して、刃出しをする。その際、各砥石の砥面が水平となっていなくてはならないので、更に面倒。(砥石自体を削らなくてはならない)

まあ、今回の場合、錆は穿孔していない段階なので、丹念に錆落としを行い、刃を整える程度にしておいた。がっつりと砥ぎ上げるのは、かなり時間が掛かるので、何回かに分けて砥ぎ上げるのが良いと思う。

我が家の包丁は、既に砥ぎの角度もきちんとしているので、2本砥ぐのに大した時間は掛からない。
最後に仕上げ砥石を当てて、完了。完全に乾燥させてから、椿油を薄く塗って、おしまい。

良い暇潰しになりました。(笑)

道具の修理 [刃物]

最初は、自宅の包丁の手入れから始まった砥ぎ作業なのだが、その後、錆びだらけの包丁の復活となり、そこから更に、大工道具の鉋刃の砥ぎに手を出し始めた。

古~~い鉋は、錆びだらけ台も割れており、ど素人が修理するには、なかなか手強いのだが、これが結構やってみると面白いものだ。

ヤフオクで、1000円前後で手に入れた鉋も手入れしてみると、そこそこ切れるようになるもので、日曜大工用の角材ならば、そこそこ綺麗に削れる。達人になると、0.005㎜程度の厚さの削りかすを出せるようになるらしい。その域には、まだまだ到達することはとても難しくて無理!なのだが、理屈から云えば、鉋台の調整と鉋刃がキチンと砥ぎ上がっていれば、0.02㎜程度の削りかすは出せる筈なのだ!(現在チャレンジ中)

和風建築の現場でないと、鉋を使うという機会は凄く減ってきているらしい。全て、工業製品化された半製品で現場に持ち込まれ、組み立てるだけの施工が主流となっておいるのが現実らしい。それに、廃業していく大工さんが多いのも事実らしく、古道具として鉋やら鑿がヤフオクやら、古道具屋で二束三文で売られている。勿論、未だに鉋を使う現場もあり、鉋自体は現在でも生産され、販売されている。(鉋一丁が、ウン十万という値付けされているものもある。)

鉋や、鑿は、随分昔から使われていた道具であるが、明治期の廃刀令で職を失った刀鍛冶が食いつないでいく為に、鍛冶屋に転職した為に、加工精度が数段良くなったともいわれる。
ボロボロに錆び、古道具屋の片隅に転がっているようなものであっても、有名な鍛冶職人が作ったものだと、手入れすれば、立派な道具として蘇る。どのジャンルにでもマニアがおられるようで、古い鉋や鑿などのコレクターも数多いようだ。

電動工具の発達により、主役の座を奪われても、錆びを落とし砥ぎ上げ、台調整をすれば、それなりに使えるし、調整の技術さえ、修得すれば、電動工具の仕上がり以上に綺麗な木の表面を生み出すことも出来るのだ。

キッチンの包丁ばかり、暇さえあれば砥いでいるだけでは、少し物足りなくなってきたので、砥ぎマニアの中級編として、鉋刃を砥ぎ始めたのだが、砥ぎ上げてみると、道具としての性能を試したくなるのが人情。大工仕事には興味は無いのだが、鉋のあれこれを研究し、蘇らせるというのも、結構面白い暇潰しとなっている。

私自身は、あくまでも砥ぎマニアとして、鉋刃を砥いでいるのだが、削りマニアというジャンルも存在するらしい。どこまで薄く綺麗に削れるかの技を究めようとしている方々のようだが、その気持ちも理解できなくはない。





砥ぎ作業(3) [刃物]

昨日の日曜日は、久し振りに砥ぎ作業を再開。
知人宅で、木工用サンダーで表面を削り落とすという荒業に挑戦。結果良好で、表面の錆び跡が殆ど無くなり、残すは孔食部分のみだが、これは相当厄介である。

現段階でも、見違えるように綺麗になった包丁なのだが、40年前後昔の鍛造品で、金属が柔らかく、上手く砥げば、素晴らしい切れ味を見せるのだが、まだその域に達していない。あと何回程度、砥がなきゃならないのか、少しため息交じりになってきた。

まあ、赤錆びだらけの包丁を、茲まで復活させたのだから、そろそろ、完了させても良いのだが、もうちょっとだけ頑張ってみようと思った次第。

午前中に砥ぎ作業を打ち切り、新宿に出掛け、ラーメンを食し、レコードを三枚入手し、帰宅したのだが、偶には、こんな休日を過ごすのも良いものである。

駅から帰宅する道すがら、桜並木をブラブラ歩いてみると、1月と云うのに花芽が少しづつ膨らみ掛けているのを発見。こんなに寒いのに、しっかりと春の準備をしているのだと感心してしまった。

研ぎ作業(2) [刃物]

初日に続き、本日もセコセコと刃物研ぎ。

リサイクルの出刃包丁は、休みにして、台所の2本(白紙鍛造、ステンレス)を研ぎ上げる。
拡大鏡を用いて刃先を確認しながらの作業だが、研ぎ作業終了後にマクロ撮影しPC画面で思い切り拡大してみると、微細な刃先の欠けが妙に気になる。。。。。。

使うには全く問題ないのだが、超拡大した際の微細な傷が研ぎ切れていないのは、研ぎの腕前が悪い証拠。(写真と一緒だね)自己嫌悪というか、腕前の悪さに落ち込みそうなので、午後は散策にも出ようかな??


研ぎ作業(1) [刃物]

三連休初日ですが、懸案の研ぎ作業開始。早朝の凍える空気の中、ベランダの片隅でセコセコと先程まで研いでいました。

交通量も少ないし、人の気配もあまりしないので、街はまだ眠っているかのよう、研ぎに専念出来ます。

荒砥~#800~#1500~#5000まで約1時間半。お陰で、表面にでた悪性の錆はほぼ除去出来ました。(喜)問題は、裏面にかなり深部まで到達した錆三箇所ですが、まだ除去仕切れません。内、一箇所はかなり退治できてきたのですが、残り二箇所は相当重症です。

R1125850-1.jpg



プロが使う訳ではないので、この錆は徐々に潰していくことにしようかなと、当初の意気込みとは、だいぶモチベーションが下がってきました。(本当に時間の掛かる作業なんです!茲までくるのに凡そ累計で7時間程度)

大荒砥でゲシゲシと鋼を削ぎ落とすようにすれば、もう少し時間短縮出来ますが、我が家には荒砥しかありません。(普段そうそう使うものでもないので)

錆が進行しないように、食用油を錆部分に塗りこんで、全体を乾燥させて次回に備えるところまでで、本日の作業は完了です。

最初の段階は、全面赤錆でボロボロでした。(撮り忘れたのが何とも残念です)リサイクルには、時間と根気と忍耐が必要です。堺の武重という登録商標が付いていますが、何分古過ぎてネットでも当時の流通や、メーカーの情報は得られそうにありません。



はぁ~~~~、草臥れました。

さあて、今日はのんびり銀座にでもカメラをぶら下げて散策してこようかな??

リサイクル [刃物]

あっという間に、1月5日。

今日から仕事始めです。無事に、昨年末も事故も無く、年末を向けることが出来、29日に帰省。
正月は3日に上京。昨日は、刃物のリサイクルに挑戦。

実家では、父の趣味である刀の手入れの手伝い。数本の日本刀の古い油を拭い去り、錆びが来ていないかのチェックを行ってから、新しい油を塗布すると云う作業を延々、三時間半。結構疲れました。

それが終わると、台所の包丁研ぎを実施。全く切れない状態の包丁を二本(鍛造品とステンレス)を懸命に砥ぎ上げ、そこそこ切れる状態に。

母が仕舞い込んであった古い刺身包丁を発見。ボロボロに錆びていましたが、リサイクルにはもってこいの古い鍛造品です。

先ずは、荒砥で錆び落とし。茲までボロボロになった刃物を研いだ経験が無いので、果たして復活するのか確信はありませんでしたが、何事も挑戦!正月だからと云って、ゴロゴロしているのも退屈なので、丁度良い暇潰しになりました。

錆びを落とすと、かなりマシな状態になりましたが、三か所ほど、錆びが深部に到達している為、中砥に移行がなかなか出来ませんでしたが、諦めずに磨り上げてみると、金属自体が非常に柔らかであることが、判ります。白紙よりも柔らかな感じです。

一回り、小さくなるのは仕方ないとして、実家では砥ぎ切れず、東京でも砥ぐことにしました。
昨日は、東京の自宅で荒砥&中砥で、深部まで到達している錆び部分を除去しましたが、それでもまだ除去し切れません。これは、長丁場になりそうです。

恐らく、40年以上も昔の刃物だと思われますが、いつ頃、購入したものかは全く不明。どこまで、復活させられるか、判りませんけど、古い刃物をリサイクルするのは、初めてなので、完全に仕上げてみたいと思います。

実家にある日本刀と比較する(比較にはなりませんけど)と、鍛え方が全く違うのが良く判ります。一番古いもので、1232年製の太刀があるのですが、780年も昔のものでありながら、未だに緻密な金属の組成で、丹念に鍛え上げられた地肌が神秘的でもあります。(製造年の正確性はあてになりませんけど)



鍛造刃物 [刃物]

10数年使用してきたスェーデン鋼のステンレスの包丁が、下手に砥ぎ過ぎて、ペラペラになってしまい危ないと判断。先週、調べ続けていた鍛冶屋より、白紙1号の鍛造包丁と切り出しを購入してみた。

熊本の川尻で修業7年で独立したと云う若い鍛冶屋さんの包丁である。メーカーで鍛造された既製の複合材は一切使わず、わざわざ手の掛かる白紙(青紙)を軟鉄に鍛造して作りだしているというマニアックな包丁。価格は、一般家庭向きのもの然程高く無い。

以前知り合いの方から、頂戴した三木の小さな刃物メーカー(殆ど家内制手工業)の小出刃庖丁と比較しても、切れ味は見劣りしない。こちらの小出刃は、鯛の頭や、太い中骨を切っても刃こぼれもせず、非常に良い。頂き物なので、知り合いの方に入手について、尋ねてみたところ、17~18年前に、新潟のドライブインで購入したとのこと。このメーカーの初代か、二代目の作品と推測される。このメーカーは、得意とする小刀(切り出し)を欧州の楽器職人に向けて、輸出している面白い会社である。(バイオリン職人から切れ味の良さを評価されての事らしい)

両方とも白紙1号辺りを鋼で用いているが、砥ぎ上げて行くと素晴らしく切れる。小出刃は、もう何度も砥ぎ込んでいるので、刃がきちんと形成されている。今回購入した包丁は、これから刃を作り上げて行くのだが・・・。

一方は、親子三代に亘り真面目な製品を作り続けている会社だし、もう一方は、新進気鋭の若い気負いさえ感じる製品(粗は目立つ)である。半工業化された量産の刃物が悪い訳ではないが、砥いでいて面白味を感じるのはこういった、小さな零細メーカーの製品の方である。

若い鍛冶屋さんにとっては、創作ナイフ(カスタムメイド)の方が、製作意欲を感じるし、利益もあるのだろうと思うが、地道に修練を重ね、良い包丁を安定して作り出せるようになって欲しいものだ。あと、10年も経ったら、この鍛冶屋の包丁を買ってみたいものである。





メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。